大崎 裕明／営業職 2016年入社
医療は身近な存在。それに携わる仕事がしたかった。
仕事内容について教えてください。
私の仕事は営業です。医療機関さんや調剤薬局さんに対して、当社で取り扱っている医薬品をPRし、ご要望に沿ったご提案をさせていただいております。お客様には私の提案内容にご納得していただいたうえで、患者様の治療にお使いいただいています。
医療機関や調剤薬局に対して、どのような提案をするんですか？
当社が取り扱っている医薬品は主にジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品とは後発医薬品と呼ばれるもので、特許期間が終了した先発医薬品と同成分の医薬品を指します。ジェネリック医薬品のなかにはそれぞれ特徴があるものもございますので、私の場合はメーカーさんにお話を伺って、お客様のニーズに沿った商品をPRさせていただいています。
ジェネリック医薬品は安価な医薬品というイメージでしたが、お話を聞く限り他にも特徴がありそうですね。
おっしゃる通りです。開発コストがかからない分、先発医薬品よりも安価にはできます。ただ、安価なだけではありません。患者様が飲みやすいように、改良を加えることができる。つまり製剤工夫です。製剤工夫を行えるのがジェネリック医薬品の大きな特徴です。
具体的にはどのような製剤工夫を行うんですか？
例えば、水なしでも飲める錠剤（OD錠）や、先発医薬品を小型化した商品、本来カプセルのものを錠剤にしている商品などがあります。また患者様が何を飲んでいるか識別しやすいように、錠剤の表面に印字がされたものもございます。先発医薬品と同じ形状を維持するというのも実は製剤工夫だったりします。
話を聞いてるうちにジェネリック医薬品は奥が深そうだと感じました。
医療機関さんや調剤薬局さんによって必要な医薬品のタイプは様々です。単に飲みやすく改良することが正解とは限りません。飲みやすいということは誤飲の可能性も上げてしまうので。それぞれ特徴の異なるジェネリック医薬品を細かく把握し、お客様にご提案することは簡単ではありません。それでも、私がご提案したジェネリック医薬品でお客様に喜んでいただいたときは、この仕事をやって良かったと思えますね。
どうして西毛薬品に入社したいと思ったんですか？
最初から私は営業職に就きたいと思っていました。人と話すのが好きな性格なので今の仕事は自分に合っていると感じます。西毛薬品を選んだ理由ですが……これは訊かれると恥ずかしいんですが、社会的貢献度が高いというか、医療って身近な存在だと思うんですね。それに携わる企業だったので、西毛薬品に決めました。
先輩方のような営業になるのが目標です。
西毛薬品の特徴を教えてください。
まず働いている人間の平均年齢が若いです。入社のとき言われましたが、平均26～27歳だそうです。それと社長室が無いというのが特徴的です。
たしかに江原社長は皆さんと机を並べてますね。
そうなんです。そこが入社した時に変わってると思いました。前の職場にいた頃は、社長は社長室にいて、会うのが月初の朝礼ぐらいでしたから。それに比べると親しみやすいというか、意見を言いやすい、良い環境なんだと感じました。
今後の目標をお聞かせください
諸先輩方のようになることです。臨機応変な対応力と言いますか、人間力の高い方がたくさんいらっしゃるので常に勉強になります。毎年２回ほど新製品が出るんですが、すでにお客様から「発売日に持ってきていいよ」と言ってもらえている先輩もいます。私もいつか「大崎だから買う」と言っていただけるような人間になりたいです。まだ入社して間もないので、担当しているエリアは少ないですが、これからもっと頑張って多くのエリアを担当して、一人でも多くのお客様に笑顔になっていただくことが目標です。